社会人になって以降、かれこれ20年に渡って英語を勉強してきましたが、始めの頃は、今のようにインターネットが発達していなかったので、英語の学習手段も限られていました。英会話学校に通う、通信教育、本屋でカセットテープ(!)付の本を買う。仕事で営業車に乗っている間は、AMラジオでFEN(現在のAFN)を流しっぱなしにしていました。英会話学校に通うには、仕事が終わった平日の夜か、仕事が忙しい時は土日に限定されます。たとえ1レッスン受けるためにも、外出するための支度をして、学校まで出かけなければならない訳です。
そんな風に勉強してきた私ですから、ここ数年で有名になったスカイプを使った英会話レッスンをお試しで受けてみた時には、感動を覚えました。自宅に居ながらにして、PCの画面に先生が現れ、マンツーマンでレッスンができる!夢のようでした。私がレッスンを受けた学校では、講師はフィリピン在住のフィリピン人で(フィリピンはアジア有数のきれいな英語を話す国です)、25分のレッスンを一日一回受けることが出来て、月5000円程度。テクノロジーと、経済格差に着目した素晴らしいビジネスモデルです。素直に感動しました。1万円払って、週一回のグループレッスンを受けるのなら、私はだんぜんスカイプ英会話を薦めます。それは、英語に触れている時間、英語を話す時間が圧倒的に長く、しかも毎日出来るからです。
英語を学習中の方なら皆感じると思いますが、日本のように普段英語を使うチャンスがない環境では、勉強した後に日数が経過すると、その期間が長ければ長いほど、英語を忘れてしまうんです。今でこそ私は、数か月英語を使わない期間があっても、英語力が落ちたと感じることは無くなりましたが、以前は出張に行くたびに、初日あまりにも思ったことがしゃべれずにショックを受け、2日目、3日目と徐々に取り戻し、「ああ、自分の英語力はこのくらいだったな」と思うことの繰り返しでした。使う頻度というのはとても大事ですので、「毎日」1レッスンというのは理想的です。
ここまでべたべたに褒めてきましたが、当然のことながらネガティブな面もあります。あくまでも私が受講した学校についての、しかも3年ほど前の状況と前置きしますが、日本語の話せる講師が少なく、しかも人気があるため、予約を取ることがとても困難です。これはゼロからスタートの方には大きなマイナスポイントです。また、予約できるレッスンは1つだけというルールがあるため、一日一回を実現するには、「予約可能」な講師を選ぶことになりますので、必ずしも自分のお気に入りの講師を選ぶことが出来ない(当たり外れがある)という事です。最近は同じビジネスモデルの学校も出てきていますので、競争を通してサービスが向上している可能性もあります。興味のある方はぜひチェックしてみてください。
これらの欠点を考慮しても、スカイプ英会話は、これから英語を勉強する人にとって、非常に有力な選択肢だと言えます。
