ERPは通常いくつかのモジュールで構成されています。財務・会計、販売、製造、購買、倉庫・物流、などなど。これら業務の種類別に分かれたモジュールを、それぞれの業務を担当する部門の人が使用していくのですが、中で使うデータは常に共有されています。
- 販売部門で入力した顧客からの受注情報:何の製品をいくつ、いつ迄に出荷する
- 1を受けて、製造部門では、倉庫にある在庫情報を元に、足りない製品の製造指示をかける
- 購買部門は、2でかかった製造指示で必要な原材料を発注する
- 2、3では部品構成表(その製品を作るために必要な原材料、工程が記されている資料)を元に製造、購買業務を行う
- 倉庫・物流部門は、1で要求されている出荷日に、在庫していた製品、及び新たに作った製品を、トラックなど物流手段を手配し、積込み、出荷する
- 上記一連の作業で使った原材料、従業員が費やした作業時間、トラック運賃などの情報を、財務・会計モジュールにて、その顧客注文を満たすためにかかったコストとして計上する
このように複数のモジュールを跨いで一つのデータを共有して使っています。一連の流れの中で、何か一つの情報が間違っていれば、正常に業務を処理することは出来ません。
このERPの特徴をよく理解して、間違いのない、確実な日常業務を行うにはどうすれば良いのかを考える必要があります。
