日本に招待

その4で書いた通り、私が担当を外れた後、多大なコスト削減に協力してくれたお礼も含めて、ベトナム縫製会社の社長、工場長、通訳としてだけでなく常に素晴らしいサポートをしてくれた商社の現地担当者の3名を、東京にお招きするチャンスに恵まれました。それは私自身の夢であり、彼らに「いつか日本に来てもらうから」と言い続けて来たことであり、最高にハッピーな時間でした。彼らが来た時は、ここに連れて行こう、これを食べさせよう、と来訪が決まる前から勝手に妄想して東京を歩き回っていました(笑)

成田空港まで車でお迎えに行き、東京に向かいます。そのルートまで考えていた私は、これ見よがしにお台場、レインボーブリッジを通過します。ほとんど海外経験がなかった彼らは、驚きの連続。街は高層ビルが立ち並び、ゴミが落ちておらず、大変きれい。でもそこにいる人たちの顔や見た目はベトナム人とほとんど同じ。「ここは未来のベトナムのようだ」と言っていたのがすごく印象的でした。



ベトナム料理 in Tokyo
到着が遅かったので、東京に戻った時には夜遅い時間でした。ホテルに行く前に、簡単に夕食を取ろうと、向かった先は、モンスーンカフェ西麻布店。当時よく行っていたお店で、私がアジア料理を知るきっかけになった素敵なレストランです。そこでベトナム風生春巻をはじめとした各種料理を頂きました。店長に「この方達は、今さっきベトナムから日本に着いたばかりなんですよ」と伝えたら、すごくプレッシャーを感じた様子(笑)。彼らはの感想は、「ベトナムで食べるものとは少し違うけど、とても美味しい」。店長もにっこり。定期的にベトナムにも料理の研修に行くそうです。さすが。


日本蕎麦は、ちょっと…


時期が夏だったので、美味しい日本蕎麦を食べてもらうのも私のリストに入っていました。彼らも日本蕎麦を知っていたのですが、どうもリアクションが薄いんです。よくよく聞いてみたら、機内食に出た蕎麦が美味しくなかったのであまり気が進まなかったそうです。確かにあれも蕎麦だけど…。


美味しい蕎麦を食べてもらったら、印象が180度変わったそうです。日本の航空会社は、あれ、もう少し考えた方が良いかもしれないです。


衛生的なはずが…

ベトナムで不注意にも胃腸炎になった私。その後はお店の選定に気を遣うようになり、お腹を壊すことは無くなりましたが、当時のハノイにあるレストランは、決して衛生管理が行き届いているお店ばかりではありませんでした。ふだんその様な環境にいる人達だから、遥かに衛生的なはずの日本で、工場長がお腹を壊した時はびっくりしました。水が合う合わないってあるんですね。


お台場の夜景は…

私がとても見せたかったのは、お台場から見た東京の夜景。でもアクアシティのレストランを予約した日は、あいにく雨で、テラス席に座ることはできませんでした。本当はこんな感じのを見せたかったのですが。


別れの日の事はすでに書きましたので省略しますが、今思い出しても本当に幸せで楽しいひと時でした。