このコラムでは、自分がこれまでにしてきた海外出張で、経験した事や感じたことを書いていこうと思います。

なぜ出張したのか?

2000年前後の事です。当時勤めていた会社で、医療用の腰痛ベルトやサポーターの製造委託先の縫製工場を、コスト削減のために日本国内から海外に移転する計画がありました。当時はユニクロが市場を席巻していた時代で、うちもそれに倣って海外で安く作るぞ!という雰囲気だったのです。私は転職前の会社で海外調達の仕事を手掛けていましたので、社長に「それは私がやるべき仕事です!」と強く訴えて、担当させてもらう事になりました。

 

私が入社する以前に、中国企業との提携で失敗した経験があり、今回はベトナムがターゲットになっていました。そんなことで、生まれて初めてのベトナム出張に行くことになったのです。

訪問先の全般的な印象

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香港経由で日本から6時間余り。着いた所は、ベトナムの首都ハノイ。当時人口300万人程で、フランス統治下にあった時代の名残りとしての、ヨーロッパ風の古い建物が並ぶアジアの都市です。同行した皆さんは、うちの会社の社長、商社の社長とその奥様、私と商社のハノイ事務所のベトナム人いう構成でしたが、私以外の日本人は全て60近い年齢の方々でした。着いた日の翌日のお昼時、美味しそうな匂いに惹かれて、道端にある屋台のお店でフォーを食べようという事になりました。

 

それまでも台湾、韓国、中国などに出張してきた経験からは、そのお店は間違いなく明らかに衛生的にNGなレベルでした。それなのに御一行様は躊躇する事なくフォーを注文し、私も釣られて一緒に食べる事に…。案の定すぐにお腹を壊しました。それも私だけ。昭和一桁世代は日本人最強のDNAを持つ世代と聞いたことがありましたが、「私達が子供の頃は、落ちているものでも拾って食べていたからねぇ」やはり戦争を経験した世代はこうも違うのか!と思い知らされましたね。

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海外出張記 ベトナム編 その2に続きます。